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Reading/Web/Desktop Improvements/更新

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最終更新

2023年11月: 表示の変更、 展開先の拡大、力点を移すこと

従来 (?vectorzebradesign=0)
更新後(?vectorzebradesign=1

ゼブラ試作版から発想を得た様式

Zebra #9 試作版(ゼブラ#9)の一環として、直近の情報更新2回で説明しましたが、見た目について2種類の変更をしました。配色による領域の分離と、その他のCSS の修正です。 前回の報告のとおり A/B テストでは配色による領域の分離が改善になることを証明できませんでした。 その他のCSSの修正に焦点を移し、それらの変更点を実装しようとしているところです。 変更前後をプレビューするには、URL パラメータを使ってください:?vectorzebradesign=0(変更前)と?vectorzebradesign=1(変更後)。 変更点は次のとおりです:

  • ドロップダウン型のメニュー類(サイドメニュー、目次、ユーザーメニュー、ツールメニューをピン留めしていない場合)の枠線とドロップシャドウ(影)の色を薄くします。
  • ドロップダウンメニューにある"サイドバーに移動"/ "非表示"ボタンは、角括弧で挟む代わりに背景色をグレーにします。
  • メインメニューを側部に配置(ピン留め)したとき、背景色がグレーにならないようにします。代わりにどのメニューも側部に置いたときの見た目を同じにします。
  • 左右のカラムを同じ幅にします。
  • 上記の変更により、左右両方にメニューをピン留めしたときの本文領域の幅がやや狭くなります。
  • 目次と本文領域の間の隙間を減らします。

ウィキペディアで11月半ばに以上の変更を展開した言語版は次のとおり。フランス語版、カタロニア語版、ヘブライ語版、ポーランド語版。これらの変更点は、2-3週間以内にはすべての言語版に展開の予定です。これらは将来の変更の素地となるもので、たとえば読者の使いやすさ用のメニューなどに備えます。

2022年版ベクター外装の開発を継続

2022年版ベクターの解説動画

前回の更新以降、以下の複数のウィキペディアで既定の外装を変更しました。ドイツ語版、ヒンディー語版、ハンガリー語版、ノルウェー語版(ブークモル)、スウェーデン語版。あわせて、この外装の解説用に短編動画を公開。さらにデザインチームが揃えたロゴを受け取りましたので、姉妹プロジェクトへ広く展開する準備も完了しました。

  • 2022年版ベクター外装を既定の外装にしたのは、英語版を除くウィキブックス、ウィキニュース、ウィキクオート、ウィキバーシティ、さらにメタウィキです。
  • 未展開の姉妹プロジェクトとの対話を重ね、展開の日程を決めていく予定で、英語版を除くウィキソース、ウィクショナリー、ウィキボヤージュから取り掛かります。

ウィキソース固有の名前空間に対する制限幅/全幅の既定の設定のように、一部のプロジェクトでは調整が必要です。 ガジェットやユーザースクリプトも更新が必要になるかもしれません。 変更が必要なのが外装自体かコミュニティが制御するコードかによって、修正もしくは変更の補佐を喜んで行います。 ご質問や変更点の追加など、ぜひデスクトップ版の改善のトークページに投稿するか、もしくはメールにて直接、担当の SGrabarczuk (WMF)(S・グラバルチュク)にご連絡願います。

デスクトップとモバイルの読みやすさ改善に注力

チームは作業の力点を移し、読者のアクセス性向上プロジェクトに取り掛かります。外装の2022年版ベクターとMinerva(ミネルバ)を対象に、文字組み(タイポグラフィ)の改善、ダークモードの導入を施します。ぜひプロジェクトページを開き、詳細と関与する方法をご参照ください。

その他の更新

2023年9月: コンテンツ分離 (Zebra #9) A/B テストの結果

2023年6月、インターフェースのコンテンツ分離レイアウトを変えて比較実験を行いました。 この試作品はテストしたデザインを示しており、これを "Zebra"(ゼブラ) と呼んでいます。 可読性を向上させ、ページのコンテンツ(本文)に集中しやすくすることが目標でした。 この比較実験ではプロトタイプのデザインと、現状のベクター2022が採用する白ベースとを対比させました。 実験の結果から以下のことが示されました:

  1. セッション単位のページビューは Zebra を見せた対象グループのほうが 3% 増
  2. セッション単位の編集回数は Zebra を見せた対象グループのほうが 3.4% 減
  3. 目次のクリック率が17%減少
  4. セッションあたりのページツールのピン留めが87%増加

テストの設定の見直し後、データの矛盾を引き起こす問題は何も見つかりませんでした。 次に、テストの結果に影響するかもしれない他の因子を調査しました。 編集およびページ閲覧の減少のうちかなりの量が1200ピクセルよりも狭い画面サイズによるものであることがわかりました。 これらの結果を利用者テストの結果と組み合わせました。 テストデザインとコントロールデザインの間で可読性に有意な差異は示されませんでした。

試作品は、テストした形式では、可読性を向上させず編集に悪影響を及ぼす可能性があるという結論になりました。 テストした形式でこの試作品の開発は進めないことに決定しました。 代わりに、以下のようにして可読性を向上させコンテンツへの集中を改善する計画です:

  1. タイポグラフィ(文字組み)に変更を導入し、可読性とコンテンツの理解の向上に焦点を当てる。 これは新しいプロジェクト、Accessibility for readingの目標です。
  2. Zebraに改善を導入し、狭い画面に最適化し、テストを繰り返す。

2023年5月: 2022年版ベクターについて作業を継続し、新しい会計年度に向けた計画を作成

私たちは残りのウィキでの展開の継続とさらなる改善についての実験に焦点を当て続けています。 将来のプロジェクトに向けた計画についてのいくつかの作業も完了しました。

  • ロールアウト。 2022年版ベクターは、ポーランド語とスペイン語版のウィキペディア、およびフランス語版ウィキニュースで既定の外装になりました。 中国語版ウィキペディアのコミュニティとも議論しています。 私たちと編集者が議論でより良く理解したり、バグを見つけたり解決したり、決定を説明したりするのを手伝ってくださる皆さんに特別な感謝を捧げます。 あなたのウィキのコミュニティが私たちの外装を既定にしたいと考えているならば、私たちにご連絡ください!
  • 実験:トグルインジケーター。 固定幅トグルを指し示すインジケーターを導入する実験を始動しました。 これは読者がトグルの位置に気付いて、全幅と固定幅を切り替えることができるか確かめるためのものです。 (T335307
  • コンテンツの分離 (Zebra #9) A/B テスト。 私たちはインターフェースについて様々なコンテンツ分離レイアウト(この試作品に基づく)を比較する実験を行う予定です。 実験は5月に10個の大規模から中規模ウィキペディアにわたり実施される予定です。 実験が完了したら、データを分析し最善のページレイアウトを選択するプロセスを継続する予定です。 オンウィキテストに関してさらに詳しくはこちらをお読みください。 さらなる情報については、以前の利用者テスト実験の文書をご確認ください。 私たちのプロジェクトのトークページ、他のウィキ、あるいは私たちとのオンラインミーティングでこのトピックについてコメントしてくださった皆さんに多大な感謝を! (T333180T335972
  • 将来に向けた計画。 財団の次の会計年度には、私たちは新しいプロジェクトに取り組んでいることでしょう。 ウィキメディア財団年次計画のドラフトのセクション インフラストラクチャー、バケット:​​ウィキ体験を読むことをお勧めします。 また、さらに詳細な説明は"WE2: Reading and media experience"をご覧ください。 これは私たちのチームが焦点を当てる予定の部分です。 中でも、ダークモードとあとで読むリストについて可能なプロジェクトの例として言及されています。 私たちはリンクされたメタウィキのページのトークページでのコメントを喜んで読むつもりです。 どの言語ででも投稿してください! 期限はです。

2023年3月: 2022年版ベクターをより多くのウィキに、その他の更新

ここ数か月の間、チームは最も大きなウィキペディア群で外装の準備と変更を行ってきました。 2022年版ベクターはチェコ語および英語版ウィキペディアで、すべてのログインおよびログアウト利用者に対して既定になりました。

それ以来、私たちは外装のさらなる改善について、コミュニティと議論してきました。 事前の計画についての取り組みのみならず、これらの議論の結果として、私たちは多くの変更を実装しました。 以下のようなものが含まれます:

  • 全幅トグルの常駐と可用性。 全幅トグル(ページの下部で利用可能)がログアウト利用者とログイン利用者の両方に対して常駐するようになりました。 これはページを更新したり新しいページを開いたりしても自分が選択した幅が表示されることを意味します。 トグルは狭いスクリーン幅でも利用可能です。
  • 新しいページツールメニュー
    • ウィキ全体に関連するナビゲーションと特定のページに関連するツールを分離できるようになります。 最初のグループには、例えば、メインページやおまかせ表示があります。 2番目のグループには、例えば、リンク元、関連ページの更新状況、このページを引用があります。 また新しいメニューはページ特有のツールを単一のメニューに集めています。 以前、これらのリンクの一部はメインメニュー(サイドバー)やその他メニュー(履歴の隣)にありました。 私たちの目標は新規読者および編集者にとって、これらのリンクが何をするものなのか理解しやすくすることです。 利用者は新しいメニューをピン留めしたり、ピン留めを解除したりすることもできます。 さらなる情報はプロジェクトページで入手可能です。
    • この変更には目次がページのさらに上に表示されるようになるという利点もあります。 目次を見るために下にスクロールする必要がめったになくなりました。 これは私たちがここ数日聞いていた懸念のひとつであり、これで対処されていることを願っています。
  • ログアウト利用者のためにログインリンクをドロップ・ダウンメニューの外側に移動。 この変更でログアウト利用者がドロップ・ダウンメニューを開く必要なく、ログインリンクにより素早く到達できるようにしました。
  • 目次 (ToC)への様々な小さな改善:
    • 目次の高さを増加。 これによって目次がより長く見え、より多くの節が可視化されます (T319315)。
    • 目次リンクをクリックしたときに着地するページの場所 (T314419)。 ページ名および前の節に対していかなるスペースも与えられておらず、目次が開くのが節の開始に近すぎるという意見を聞きました。 この変更はこのスペースを増加させ、ナビゲートするときにより快適になります。
    • 節がアクティブとみなされ、目次でマークされる閾値 (T317661)。 利用者がスクロールして前の節が見えなくなった後でないと、節がアクティブとみなされないという意見も聞きました。 これはアクティブ状態についていくらか混乱を引き起こします。 この変更で、もっと早く節の大部分がスクリーンで表示されたときには、節がアクティブであると示されるようになります。
    • 下位の節へ直接ナビゲートし、親の節が折りたたまれていたら展開する (T325086)。 いくつかのフィードバックはサブセクションがページで表示される方法に関連しています。 サブセクションが必要なときにはもっと一貫して表示されるべきであるという意見を聞きました。 この変更で利用者がサブセクションへの直リンクを開いたときにサブセクションが開くことを確実にしました。

今後の変更と探索

私たちは現在、以下の変更に取り組んでいます:

  • ページレイアウト。 私たちはこれまでの外装に関するフィードバックから出てきた主要な懸念のひとつに対処したいと考えています。 それはコンテンツの分離、およびインターフェースの明るさに関してです。 フィードバックをもらいたい試作品を開発しました。 どうやって潜在的な変更を現在のレイアウトと比較して測定すべきでしょうか? さらに詳細で具体的な質問をトークページに投稿しました。 異なる言語での議論のためにいくつかの節があります。 あなたのコメントと質問をそこに追加してください!
  • 目次の設定。 私たちはもっと目次の設定を変更できるようにしたいと考えています。 そうすれば、編集者が既定で目次がいつ展開したり折りたたんだりされる必要があるのか、既定でいくつの節を目次に表示できるのかを決定できます。 これは目次で使われるいくつかの「マジックワード」の機能を再現するものです。 特にウィキペディア名前空間にある井戸端や調整ページのようなページに役立つでしょう (T317818)。

2022年12月: 実装の続き、トグルメニューを全幅に、ページツールその他の更新

この4、5ヵ月にわたり、開発の焦点は規模が大きめのいくつかのウィキにおける展開の話し合いでした。 これは英語版ウィキペディアも対象です。 英語版ウィキペディアのコミュニティではいくつかの条件の下で2022年版ベクター外装を既定とすることに合意しました。 それらに対処しました。 現在のところ、英語版ウィキペディアと次の段階について協議しているところです。

また大部分のウィキペディアで外装の入れ替えを行いました。 現在、2022年版ベクターが既定の外装であるウィキペディアは300件未満です。 先週、ウィキペディアのアラビア語版とギリシャ語版でこの外装を既定に採用しました。 2023年2月末までに、ウィキペディアの全言語版で既定になるよう願っています。

これまでに寄せられたフィードバックを受け、外装自体に追加の変更を以下のように行いました。

横幅の制限

  • ログイン利用者を対象に個人設定の項目を開発し、ページ閲覧でも、どのウィキでも横幅を制限できるようにしました。 設定するには、個人設定ボタンを押して「表示」タブに切り替えてください(「横幅制限モードを有効にする」)。 これはグローバル個人設定としても設定可能です。
  • 画面幅の調整は、ログインした利用者も匿名利用者も使えるトグルボタンを新設。 このトグルボタンは画面横幅が 1600 ピクセル超の場合に表示されます。 選択すると表示中のページの幅を拡大。

ページツール

  • ページツール類を記事の表示エリアの左欄外から右欄外へ移動。 この変更はまずツール類をページ専用か、ウィキ全般用かでグループにまとめ、別のものとすることが基本にあります。 この変更は、目次の位置に対する懸念にも対応します。 それによってサイドバー(左側のメニュー)がより短くなり、したがって目次がページのさらに上に移動します。
  • 2022年12月末までに更新されたツールメニューを利用可能にしたいと考えています。 機能がどのように動作するのかプレビューして開発を追いたい場合は、URLに?vectorpagetools=1(2022年版ベクターを既に使っている場合)または?useskin=vector-2022&vectorpagetools=1(2022年版ベクターを使っていない場合)を追加してください。

アクセシビリティ

American Foundation for the Blind (AFB)と共に新しい外装のアクセシビリティのレビューを完了しました。 大きな懸念は見つかりませんでした。さらなる改善に対する提案を追跡しています。 潜在的なさらなる改善にも対処しています。 詳細はT323634で文書化されています。

固定ヘッダー

固定ヘッダーに編集ボタンを追加し、(ページ最上部までスクロールして戻る必要なく)ページ全体の編集にアクセスしやすくしました。 数多くのウィキにわたるテストの後、以下の結論にいたりました

  • 固定ヘッダーを使って編集を開始した人々は、ページにある他の編集ボタンを使って始めた場合と比較して、より編集を完了する傾向にありました。
  • 固定ヘッダーにある編集ボタンをクリックして開始し、最終的に公開された編集は、ページにある他の編集ボタンを使って始められた編集よりも、差し戻されにくい傾向にありました。

2022年9月: ウィキメディアのウィキ群すべてに展開する計画と対話

  • 早期導入者ウィキにおける高い使用率。 製品分析 チームの直近の調査によると、早期導入ウィキでは活動中の投稿者の 87% が2022年版ベクターを使っています。(※=Product Analytics) ここで言う活動中の投稿者とは、2021年11月1日から2022年8月31日の期間に5回以上の編集をした利用者を指します。 皆さん、ご協力ありがとうございます。
  • 視覚的な洗練。 視覚的な洗練の一覧を完成させました。 さらに多くのウィキ群に展開する前に、これらを完了する予定です。 これらにはリンク文字列の色、アイコンなど、2022年版ベクターの全般的な見た目と使い心地の変更が対象でした。 これらの変更点について、ご意見ご感想やご質問をぜひお寄せください。 当チームへのご意見は、プロジェクトのトークページに投稿してください。
  • 英語版ウィキペディアのコミュニティでは、「コメント募集」を使って意見をまとめました。 このところの2ヵ月を費やし、英語版ウィキペディアのコミュニティとの協議を進めてきました。 英語版ウィキペディアの参加者の皆さんから、2022年版ベクターを自分たちのホームウィキでなぜ使えなくしているか、問題点を識別してくれました。 またリクエストとして、実装の決定は「コメント募集」プロセスを採用してほしいとのことです。 当チームの草稿を公開しました。 コメント募集は、9月21日水曜日に実施の予定です。 英語版ウィキペディアの編集をする皆さん、ぜひご参加を!
  • その他のプロジェクト群における実装計画について。 ウィキメディアのその他のすべてのプロジェクト群でも、実装に関する聞き取りを実施する計画です。 まず最初に、最小規模のウィキを対象とします。 最も規模が小さいとは、最大で最も活発なコミュニティ上位30件に含まれないという意味です。 2022年10月第1週にこれを完了したいと考えます。 その後、中規模から大規模のウィキで聞き取りを開始する予定です。 個別のコミュニティそれぞれの合意を根拠にして、日付を決めます。
  • さらにコミュニティに向き合う活動
    • 公式ブログ「ディフ」(Diff)に新しい私論を載せました。 ウィキペディアの新しいデスクトップ版で公平性を優先するにはという題名が付いています。 この私論はベクター2022年版作成の段階を通して、さまざまな利用者のグループをなぜ、どのように代表したか、述べています。
    • 拡大版のよくある質問集のページを公開しました。 ぜひ目を通して役に立つかどうか教えてください。 間もなく翻訳対象に指定する予定です。
    • ベクター2022年版を使ってみるように、バナーを表示して呼びかける予定です。 バナーはレガシー版のベクター(2010年版)すなわち現状で規定の外装を使っているログイン利用者にのみ表示されます。

2022年8月: ウィキマニア、視覚的な洗練、その他の変更

ウィキマニア2022に参加、発表に使ったスライド集。 YouTubeで録画を聞いていただくこともできます

機能に関する構造の変更を実施、ベクター2022の開発が終了に向かいます。特筆するべき項目は次のとおり。

  • 視覚的な洗練に取り組んでいます。 変更の対象は書式、リンクの色、文字(フォント)の大きさ、記事の内容部分の幅その他です。 これは試作品テストの最終ラウンドで投稿してもらったフィードバックの集計を基本としています。
  • コミュニティから寄せられたフィードバックに基づく目次 (ToC) の更新を公開しています。 これら更新により、画面が狭い、またはとても広い場合にも目次一覧を使いやすくなります。 以前より、利用者がカスタム設定できる部分を増やしました。 今後、3、4週間にわたり以下の変更を皆さんにお見せします。
    • 画面サイズに関わらず、目次一覧は折りたたみ可能
    • 目次を折りたたんだ場合、ページ最上部の題名の隣に収容されて固定型ヘッダ(sticky header)にも配置します。
  • 編集チーム(Editing team)は現在、トークページの改善に焦点を当てており、トークページで固定ヘッダーを有効にした場合、「話題追加」ボタンがトークページの固定ヘッダに追加されます。 これにより、トークページ内のどこを読んでいても、ページ最上部までスクロールせず、楽に新しい話題を追加できるようになります。 担当チームのプロジェクトページにて、この変更に関する詳細、プロジェクトの全体像をご参照ください。

私たちはベクター2022をめぐり、より多くのコミュニティで既定の外装にする方法について議論を続けてきました。 皆さんのフィードバックのおかげで、外装がより良くなってきました。 ここに感謝を申し上げます。 では、またお会いしましょう! 8月13日土曜日(UTC)には、ウィキマニアでセッションを開き、また終了後には別の質疑応答ミーティングを催す予定です。

2022年7月: ページの題名/タブの切り替え

最新の更新作業の一部を展開します。 ページの題名の下にタブを表示し、議論、閲覧、編集、履歴表示、その他など並ぶようになりました。

この変更により、改善点2点を盛り込みました。 第一に、閲覧しているページと関連のある項目をタブで明確に示すことです。 ページ題名を上に置くことで、一目でわかります。 またこの変更により表示言語の切り替えが楽になります。 言語切り替えボタンはページ最上部の、さらに目立つ位置に移してあります。 詳細は Phabricator をご参照ください

この変更に至るまで、小さな段階を重ねてきました。 6月末より2022年版ベクター外装を選んだ(訳注:個人設定で有効にしている)利用者全員に、また複数の早期導入ウィキでお使いいただける状態です。 全ての早期導入ウィキで、7月4日の週に表示はこの変更を反映します。

これに加え、次の事務局時間を予定の7月12日から7月26日に変更します。 これにより、2022年版ベクターを既定にすることに関してより多くのウィキ群との意思疎通を準備することができます。 今後、事務局時間において多言語支援を改善するため準備中です。 本件について、まもなくお知らせします!

2022年4月: 目次が利用可能に

新しい見出し一覧(目次)を展開しました。 特定のページの文脈をつかみやすくなり、ページ上部へスクロールしなくてもページ内の移動が楽にできます。

現状では3グループの利用者に提供しています。 1番目は、2022年版ベクター外装を使い、パイロットウィキ以外の利用者です。 2番目と3番目は - ウィキペディアのヘブライ語版とバスク語版のログイン利用者の50%です。 来週、残りのパイロットウィキで目次のA/Bテストが実施される予定です。 果たして、ページ上部へスクロールする頻度が減るかどうか、見極めたいと考えています。

これらに先立ち、 読者と編集者の両方を対象した一連の試作品テストを準備しました。 皆さんからのフィードバックに基づき、どのように機能に取り組んできたか、詳細はプロジェクトのページをご参照ください。

さて、2番目の段落で対象とした利用者の皆さんからフィードバックを受け、機能の調整を続けています。 その中で特筆点は次のとおりです。

  • 画面幅が狭い場合の目次一覧。 現行では1000px以下では目次一覧を非表示にしていますが、その閾値を広げようとしています。 (より詳しくは T306904 をご参照ください。 ) これは画面幅が狭い場合にも快適に閲読できることを目指しています。 ただし、これはあくまでも暫定的な措置です。 最適の解決策について、対話はT306660 で続けていく予定です。 できれば4月末から5月初めには、対話であがった 選択肢から取り組める順を整理して次の段階を明確に示したいと考えます。
  • 画面幅が 1000px - 1200px の間で、余白を削る作業に取り掛かりました。 これは見出し一覧(目次)を縮小し、文字の表示域を広げるためです。 これに関しては T307004 で追跡し、数日のうちには実施版の用意が整う見込みです。

2022年3月: 目次を開発

第3回試作品テストの成果によると、目次の案は圧倒的な支持を集めました。 これに依拠し、当チームはこの機能の開発に注力してきました。 新しい目次は常置型で - 利用者がいつでも使えるようにしてあります。 またページの文脈をわかりやすくする効果もあります。 それに加えて、特定のページ内の別の場所に移動するとき、いちいちページ最上部までスクロールする手間がかかりません。 新式の目次は、4月上旬には早期導入のウィキ群で使えるようになる見込みです。

2022年3月: ページツールのフィードバック

当チームではページツールの作業に取り掛かりました(別名は記事ツール)。 これには、サイドバーに並んだそれぞれの項目が、何のために置いてあるか明確にする狙いがあります。 現在、試作品の案についてフィードバックを収集しています。 皆さんも、ぜひ一言お願いします。 当方の試作品テストページを開き、フォームに記入してください。

2022年3月: 固定ヘッダーはページ冒頭へスクロールする必要を減らすと実証

2022年1月5日から同月31日までA/Bテストを実施しました。 固定ヘッダー(sticky header)を実装した場合の影響を計りたいと考えました。 実施対象は早期導入のウィキ22件です。 ログイン利用者のうち対象グループに振り分けられた場合、新しい外装に固定ヘッダーが表示されました。 対照グループには旧来の機能を表示しました。

このA/Bテストの主旨は、仮説の立証にあります。 固定ヘッダーは、いちいちページ最上部までスクロールして戻る手間を減らすと期待しています。 総論としては、実験対象のうち15件の早期導入ウィキ(固定ヘッダーを表示)では、対照グループ(同、非表示)と比べるとスクロール操作が平均およそ15%減っています。 同時期の早期導入ウィキは他に7件あったものの、活動量が低すぎたため除外しました。 実験結果により、仮説は証明できた形です。 固定ヘッダーをページに導入すると、ページ最上部へスクロールする必要がぐんと減っています。 レポートの全文はこちら

2022年1月: 早期導入先を増加

改良版デスクトップの導入先を12件、追加しました。 順に紹介します。ウィキペディアのアラビア語モロッコ方言版、インドネシア語版、タイ語版、ベトナム語版、フランス語版ウィキクォート、ウィキニュースのポルトガル語版とポーランド語版、ベトナム語版ウィキブックス、MediaWiki.org ウィキです。 左記に加えてウィキメディア財団関連の次のウィキに導入済みです。組織統治ウィキ、コラボウィキ(外注先との作業用の非公開Collab wiki)、戦略ウィキ。 現在の早期導入ウィキはおよそ30件です。 中には表記方式や規模の異なるウィキがあり、執筆活動はすべての大陸で、また運営もコミュニティ主催だったり財団だったりします。 できるだけ早急に、少なくともひとつのウィキソースをこの一覧に追加できるよう願っています。

2021年12月: 固定ヘッダーの開発

ログイン利用者向けの固定ヘッダー

当チームは固定ヘッダーの開発に取り組んできました。 ログイン利用者はページ内のどこを表示していても、重要な機能にアクセスできます (検索、トークページ、変更履歴、言語切り替えその他)。 固定ヘッダーの最初のバージョンの開発は完了しています。 そして、パイロットウィキにおけるA/Bテストを1月末までに展開したいと考えています。 ヘッダーは利用者テストの結果および試作品テストに寄せられたボランティアの皆さんの回答に基づきました。

2021年12月: 言語切り替えの繰り返し開発

今年初め、言語切り替えボタンをページ最上部の前よりも利便性が高い場所へ位置を変えました。 しかしながら、A/B テストを実行したところ、以下の場合には新しい位置にあるボタンが見つかりにくい可能性があると判明しました。

  • 従来の言語切り替え機能に慣れている利用者
  • 複数のウィキで言語切り替えを用いることが多い利用者。後者の場合、ウィキごとに言語切り替えスイッチの場所が異なる、また当該のウィキが早期展開対象かどうかによっても状況が一意ではありません。

これらの問題を解決するには、新しい言語ボタンをさらに変更します。 どんな使用状況でも見つけやすいようにしたい考えです。 2022年1月にこれらの改善を公開したいと考えています。

2021年12月: 目次の試作品テストを実施

今後4、5ヵ月の当チームの課題は目次を常駐型にすることです。 現状では、目次一覧が表示される位置はページの最上部に限られています。 記事もしくはページ最上部ではない位置からだと、文脈の把握あるいは個別の節への移動が難しくなります。 ページ内のどこを読んでいても目次を使って移動したり、ページ構成の理解を助けたりしたいと考えています。

調査の成果を発表したり、解説文書の加筆、見本版の公開など、今後4、5週間で取り組む予定です。 その間、皆さんにはぜひ現状の試作品に関するご意見ご感想をこのページに投稿願えないでしょうか。

2021年8月: 利用者リンク メニュー

改良版デスクトップを有効にした利用者は全員、利用者メニューを利用できるようになりました。 編集や閲覧を始めたばかりの利用者はこのメニューを使うと、どのリンクが自分の使っているツールに関係があるか、見分けがつくようにします。 ここで言うツールとは:利用者ページとそのトークページ、ウォッチリストなど。 また私たちのページの最上部の見た目のつながりを向上します。

今回の変更により、これらリンクがクリックされる回数にどんな影響が出るか、モニターしています。 その結果によっては、メニューの改善に着手する可能性があります。 このほか、ウォッチリストのリンクの配置について、ボランティアの皆さんからコメントをもらっています。 現在、これについて検討中です。 詳細はPhabricatorをご参照ください。

2021年7月: 言語切り替えの新機能

Changes to language switching capabilities on the vector skin

この数ヵ月にわたり当チームではプロジェクト群で採用する言語切り替え機能の改善に注力してきました。 以前は、言語リンクはサイドバーの最下部、すなわち読者や新規編集者にとって見つけにくい位置に置かれていました。 そこでボタンを押すと、言語切り替えの機能をページ上部に表示できるように変更しました。 この機能は試作版を含む利用者テストに対して編集者や読者の皆さんから寄せられた意見に基づいて開発しています。

この機能は2021年6月にログイン利用者の5割に実装、ボタンが旧来の場所にある利用者と比較したA/B テスト実行を可能にしました。 現状、A/B テストを終了、先行するウィキでは利用者全員に新しい言語切り替え機能が表示されているはずです。

2021年7月: 試作版のテスト報告の予定

初期の利用者メニュー案、2019年1月

2021年5月から6月にわたり、30件の言語コミュニティに当プロジェクトの最新の機能案試作版に関するフィードバックを当チームから呼びかけました。 具体的には利用者メニュー1ヵ所に利用者が自分用のリンクをまとめて置けるようにすること、修正版の「常駐」ヘッダーでページを下方にスクロールしても機能(例:編集、変更履歴、トークページなど)がいつも見えて使えるものです。 これらはいずれも、従来はページ最上部に固定されたままでした。 全体として、ログイン利用者から試作版の使用体験の返信305件を受けました。

回答者の大部分は試作版の体験を肯定しました。 しかしながら、常駐ヘッダの挙動に関するフィードバックもありました。 特に画面をスクロールしてもしなくても、常に見えるようにしてほしいという要望がいくつも寄せられました。 指摘のあった変更は現在、実装の準備をしています。

今回、皆さんから受け取ったフィードバックの分析結果は、レポート全文を今月末までに公開の予定です。

2021年5月: 利用者テストの報告を公開

2021年初頭にウェブチームはデザイン調査チームは合同で3件の個別の調査グループに機能案2件の使用調査を委託しました。すなわち「常時表示」の固定したヘッダ、画面から消えない目次です。 目標として、利用者が使いたいツールを探して画面を上下にスクロールする無駄な時間を省略できるように、ページのどこを表示してもしばしば利用する機能が常に眼に入るようにしようと目指しました。 新人編集者、たまに読む閲覧者、編集者を対象にテストを実施しました - 対象国はガーナ、インドネシア、アルゼンチンの3ヵ国、対象言語は3つ - 英語、インドネシア標準語、スペイン語です。 この調査でわかったことはこのレポートをご参照ください。 総論として、提案した機能はどちらも調査参加者に前向きに受け止められました。

2021年3月: 新しい検索ウィジェットをパイロット版ウィキに導入、ログイン利用者対象の A/B テスト進行中

新しい検索ウィジェットを現状のパイロット版ウィキすべてに既定で導入したことをご報告します。 新検索機能では、検索結果に文脈すなわち画像や説明文を導入しており、正しい結果が見つかりやすくなるようにして検索経験を最大化します。

またパイロット版ウィキでは A/B テストを実施、対象はログイン利用者に制限されます。 A/B テストでは新しいウィジェットをログイン利用者の 50% に提供、残り50% の旧来の検索と比較します。 テスト結果が出揃うと、この機能がどれほど成功したか計測でき、合わせて改善と繰り返し開発が必要な箇所を割り出すことができます。 テストの実施期間は2週間とし、その後、分析と結果発表に進みます。

2021年1月: 新しい検索ウィジェットおよびその他の一般的な更新

過去2、3ヵ月を使って開発を進めた新しい検索ウィジェットは、画像や説明文などの文脈を加えて現行の検索経験を最大化するものです。この実装には多少の遅延が発生したものの、現状は2月のうちに実装する計画で動いています

またデスクトップ改善プロジェクト全般に関して、また同時に個別の機能に関してもデータ解析を開始しました。折りたたみ式サイドバーの利用についてレポートを公開済みです。 データによるとログイン利用者に比べ、ログアウトした利用者(匿名利用者)ほどサイドバーを折り畳んだままにしています。 これらの結果に裏打ちされ、サイドバーをログイン利用者には開き、匿名利用者には閉じておくという表示方法の既定に、確信を持ちました。

これに加えて、初期導入のウィキでログイン利用者のうち、改良版デスクトップ設定のオプションを非選択にした率に注目してきました。 ログイン利用者全体に占める非選択率は euwiki1.78% から hewiki※※ 4.09% の間に分布します。(訳注=ウィキペディアの※バスク語版、※※ヘブライ語版) 活動中の編集者を対象にすると、その範囲は 5% から 14% でした。今後数週間にわたり、このデータをさらに見ていく予定です。

最後になりましたが、今後数ヵ月の日程表をお見せしたいと考えます

  • 2021年2月 - 初期導入ウィキに新しい検索ウィジェットを実装。対象を拡大、ウィキペディアのポルトガル語版、 トルコ語版、朝鮮語版、セルビア語版、ウィキボヤージュのドイツ語版を追加します。
  • 2021年2月 - ログイン利用者対象のプロトタイプ第2弾を発表。2月いっぱいを使い、ログイン利用者を対象に固定型ヘッダおよび利用者メニューのプロトタイプ第2弾を走らせます。皆さん、これらの評価とフィードバック をよろしくお願いします!
  • 2021年3月 - 現在、言語切り替えの可能性に焦点を当てています。この3月に新しい機能を初期導入ウィキ群に実装の計画です。

2020年9月: 新しい配置の検索バーは全ウィキで利用可能

すべてのプロジェクトで検索機能を新しい位置へ移しました。早めに導入したウィキ群の既定で、匿名利用者には新しい配置を見せ、その他の利用者は個人設定で選べるようにします。

またログイン利用者を対象に新しい配置の A/B テストを早めに導入したウィキ群で実施しました。ログイン利用者の 50% に新しいユーザー体験を見てもらい、残りの 50% の表示は旧来のままにしました。仮説としては、新しいユーザー体験の群れの方が検索回数が多くなると想定しています。およそ1ヵ月後に結果が取れる見込みです。

2020年7月:折りたたみ式サイドバー、全幅、ヘッダーの新しい方式をeuwiki、fawiki、frwiktionary と ptwikiversityの全利用者が利用可能に

ウィキペディアのバスク語版、ファルシ語版、ヘブライ語版、さらにフランス語版ウィクショナリー、ポルトガル語版ウィキバーシティでは、既に新版のベクター外装を受け取りました。現状では折りたたみ式サイドバー、最大幅、新しいヘッダーを盛り込んであります。フィードバックと質問について - トークページへお越しください。

2020年7月:折りたたみ式サイドバー、コラム最大幅、ヘッダーの新しい方式を特定のプロジェクトで個人設定に導入

すべてのプロジェクトで利用者の個人設定として、折りたたみ式サイドバー、コンテンツ幅の制限、新しいヘッダーを展開しました。参加するには - 自分の個人設定を開き、「表示」タブへ移って(訳注:項目名「外装の設定」にある)「Legacy Vector外装を使用する」の横の箱をクリックして白色にすると、参加になります。すると今後の更新が整い次第、受信するようになります。フィードバックと質問の対応 - トークページをご利用ください。

1番目の変更点である折りたたみ式サイドバーは、左欄外のずらずらと長いメニューを折りたためる機能です。コンテンツそのものに集中しやすくなるので - 読むのも編集もあるいは仲裁するのでも、使用感が高まるはずです。

2番目の変更点であるコンテンツ幅の制限は、たとえば記事のページや議論のページで内容表示の行幅に上限を設定します。 研究により、行幅を制限すると内容が頭に入りやすくなり、目の疲れはやわらぐことがわかっています。 (検討した研究論文の一覧はよくある質問のページをご参照ください。)

2020年6月: 事務局ウィキの折りたたみ可能なサイドバー、新しいヘッダー、機能の説明

折りたたみ式のサイドバーは officewiki と testwiki に実装しました。表示を見るには、これらのプロジェクトを訪問する、またはどのプロジェクトでも良いので、ブラウザのURL欄に属性 ?useskinversion=2 を加筆します。

上記に加え、機能の詳しい情報ならびに分析と手法の解説は 折りたたみ式サイドバーならびに新しいヘッダーとロゴのページにご紹介しています。

2020年3月:利用者調査- フェーズ1 報告

Starting in January 2020 we have been working with Hureo, a user research firm based in India, to perform a user study on how new and casual readers use the desktop interface of Wikipedia. The outcome of the first phase of the study is a report detailing their observations from 24 user interviews. もっと詳しく

2020年3月: プロトタイプに集まったフィードバックの完全版

In December, 2019 we published a prototype of the first few features of the desktop improvements project for community feedback. We received detailed, thoughtful feedback from over 200 logged-in users, across five languages. We have published a report which highlights the main points raised, both positive and negative, and our plans going forward in response to this feedback. The prototype presented a collapsible version of the sidebar, a fixed-width layout, and a more prominent location for the language switcher. フィードバックはおおむね肯定的で、利用者の大多数は変更案のほうが現状のデザインよりも改善されていると見なしています。 ただし懸念が残ったエリアも確かにありました。 指摘された問題点の多くはプロトタイプのバグが原因で (特に言語切り替えメニュー)、その他の改善が必要とわかった箇所は繰り返し作業を実行してさらに/あるいは開発期間に注視していきます。

2020年2月:初期機能および全体機能について情報更新

  • We have began building the opting-in and opting-out structure for the project.

The setting for turning the improvements on will be within the user preferences list for logged-in users. For test wikis, the improvements will be on by default, but logged-in users will be able to turn them off anytime via their preferences or a button in the sidebar. Please see the Opting in and Release Plan page for more details and mockups.

ビルドの工程に入る前に、個別の機能をテストする計画ですので、この一覧はフィードバックによって変更されていくものとします。

2020年2月:フィードバックのラウンド1のまとめ

We have finished our first round of feedback for the prototype of the first few features of the desktop improvements project: the new header, collapsible sidebar, and improved language switching. So far, the results have been mostly positive, with the majority of users seeing the changes as a significant improvement over the current design. However, we also found a few areas for improvement that we will iterate on and consider during development. Here are a few highlights of the results so far:

  • A majority of the editors who tested the prototype really liked the new location of the language switcher.
  • A few editors raised concerns around internationalization and the ability to switch languages using one click.
  • A majority of the editors liked the collapsibility of the sidebar, especially for readers
  • There were some concerns around the amount of white space introduced with a collapsible sidebar and fixed-width layout
  • We saw many requests for a dark/night mode for the site

We are currently running the second feedback round on English and Polish Wikipedias. If you haven’t had a chance yet, please let us know your thoughts on the prototype page. Once both feedback rounds are completed, we will be publishing a more in-depth report.

2020年1月: 言語切り替えの利用者テスト

12月に使用感テストを実施、現状のユニバーサル言語選択ツールの配置 (左欄外のサイドバー) と、記事の見出し部分に置く案とを比べました。 We tested a prototype with 21 users in order to determine if people have an easier time switching languages given the new location of the language switcher. The results of the test confirmed our hypothesis — participants in the test group (new location) were able to switch languages more quickly than participants in the control group (old location). Based on these results we plan on continuing to explore moving the language selector to this location as a part of the desktop improvements project.

2019年12月:試作品のテスト

Between December 2019 and February 2020, we will be performing tests on a prototype for the first few features of the desktop improvements project. We will be gathering feedback from a variety of test wikis by encouraging editors to participate using a central notice banner. We ran the banners and received feedback from the majority of our test wikis during December 2019. In February 2020, we will continue running the banners on English and Polish Wikipedias. So far, the feedback we have received is mostly positive but we have also identified some areas of our prototype that we will iterate on based on the feedback. We will be publishing the results of the first round of feedback over the next few weeks, and of the second, sometime in February. In the meantime, we encourage you to give us feedback (if you haven't yet) on the prototype page.

2019年10月:技術調査パート2

We have published the results of our technical research in preparation for beginning the work on the project. In particular, we have focused on gathering more information on the following:

We reached out to all wikis with a MassMessage, and asked for communities to volunteer to be test wikis for this project.

2019年9月:ウィキマニアで調査報告

ウィキマニア 2019 で公開した調査報告のまとめ PDF (英語)

During Wikimania 2019, we interviewed editors with the goal of sharing the plans for our upcoming Desktop improvements project, and collecting valuable feedback on a number of preliminary design ideas. Our research consisted of user interviews, a free-form feedback exercise, and a presentation with breakout groups for more focused discussion. 集まったフィードバックのレポートおよびPDF 版の概要 (英語版) を公開しました。 全般として選択した注目エリアに対する肯定的なフィードバックが寄せられ、また個別の提案のプロトタイプが集まりました。 それでも、同時に改善すべきエリアについても見極めることができました。

このフィードバックに基づき、今後の数週間は繰り返し作業を行ってプロトタイプの開発を計画し、もっと多くの観衆を対象にウィキ横断でテストしたいと考えています。

下記のスライド集に、テスト対象とした提案のうち19件のサンプルを示してあります。 文脈をもっとつかむには、レポート全部を読み、その後、トークページにフィードバックを投稿してください。

2019年9月:デスクトップ利用と挙動のデータ分析

調査プロセスの一環として、世の中の人がサイトをどのように利用しているのか、もっと詳しく知りたいと考えました。 具体的には用意された機能をどれくらいの頻度で利用するか、サイドバーにあるリンクや言語切り替え、検索などについて調べました。 調査結果を公表しました。 全般 の傾向としてサイドバーのリンクの利用は低調でした - ログインしていない利用者のおよそ 0.5% 前後のみ、デスクトップ版のログイン利用者全体の 1.6% がサイドバーのリンクから別のページを開きました。 言語切り替えの使い方には幅があり、一般にウィキの規模に比例して規模が小さい方が言語切り替えの頻度が高い傾向があります。

2019年8月:ウィキマニアで行った調査とブレーンストーミング

ウィキマニアの説明で使ったスライド集

ウィキマニアでは、コミュニティで経歴の長い皆さんと会話するチャンスがありました。 カンファレンスの会期5日間にわたってプロジェクト計画を参加者と共有しており、設計に関する価値のある提案のフィードバックを受けることができました。 調査の構成は利用者の面談調査、自由形式による回答集め、さらにプレゼンを行い、加えて意見交換セッションでした (現場で使用したスライド集をご参照ください)。 フィードバックのまとめは間もなく公表予定で、面談結果も含まれます。

2019年8月:技術調査

プロジェクトのさまざまな技術面の可能性を探るため、チームは1週間をかけて単一の問題 - デスクトップ版使用で折りたたみ式サイドバーを実現する方法 - を課題に、アプローチを変えてハックしました。この実験の結果を活用して改善策の技術的構造、また改善策を盛りこんだ外装を想定できないかと願ったからです。行った実験の一覧は以下のとおりです。